美味しいものが食べれて、運動不足解消にもなるかなぁという軽い気持ちで体験レポ担当になったミキティです。
今回は、いけだ農村観光協会が行っている農村体験プログラムの
昔懐かしいおばあちゃんの味「朴葉飯をつくり体験」へ参加してきました!
田植えの時期に食べられていた「朴葉飯」
朴葉の香りが染み、甘いきなこがかかったほかほかのご飯。
疲れた時には糖分をとよく聞きますが、朴葉飯をたべてもうひと頑張り!とそんなかんじだったんでしょうかね。
体験の内容は、今回の朴葉飯つくりにかかせない葉っぱを採りにいく道すがら
この時期ならではの山菜を収穫し、みんなで調理して、いただくというものでした。
残念ながら、参加した日の天候は小雨。風が強く、ミストかな?というぐらいの細かい雨が降り注ぐ。
この手の体験には、カッパに長ぐつという完全装備に、両手をつかえる状態にするべくリュックでの参加がベスト!
どんな格好で参加したらいいんだろう。持ち物は?と不安になる方もいるかもしれませんが、
前日に観光協会の担当者が電話で「明日は天気が崩れそうなので・・・」と天候や服装、持ち物についてアドバイスをしてくれるので、分からなかったら聞きましょう!なんでも!
道なき道を(道はあるけど)ガイドさんにつづいて登ってゆく・・・
雨で足元がゆるくなっている場所で滑ったり、
ポケットに入れていたスマホを落っことしたりとハプニングが続く。
持ち物は落ちないよう紐付きにするとか、ネックレスタイプのカバーを持っていくなど写真を撮りたい方は、
スマホカバーにも気をつかうといいかも。
山の中では、タラの芽やユキノシタ、もみじによく似たモミジガサなどを収穫しました。
収穫は、欲張らず自分が食べられる分だけにしましょうね!(体験中アナウンスあるけど改めて)
来年収穫する山菜がなくなってしまいますから。
今度は、斜面を下り川辺に降りてミズブキを収穫。
「ここからは自己責任です。無理そうだと思った方はやめておいてくださいね」と担当のYさんからの一言。まさにデンジャー・・・
写真のとおり、みんな無事に降りることができましたけども。
降りたのはいいけれど、こういった湿ってジメジメした場所には、きまってヘビがいるんですよね~。今回は出会わずにすみましたが、いつ現れるかびくびくしてました。
今回は、山の中で良い大きさの葉っぱを見つけることができず、
ガイドさんの小屋の裏で育てているホオノキから収穫。
朴葉飯ひとつ作るのに、葉っぱは4枚必要になるらしく、
今回は二つ分、ひとり8枚の葉っぱを収穫しました。
葉っぱはとにかく立派で、少年の顔よりはるかに大きい!
木になっているときから、良い香りがするからか根元に蟻がたくさんついていました。
葉っぱと山の中で収穫した山菜は、小屋の二階へもってあがる。
水で洗い、きれいなタオルで拭いて準備はオッケー◎
葉っぱを十字に重ね、中央にきなこをたっぷり!
その上に熱々のごはんを拳よりすこし多い量のせ、また、きなこをまぶす。
葉っぱを順に折りたたんで、形を四角く整えます。
整え終えた朴葉飯は、ぎゅーっと体重をかけてつぶし、
他の山菜を調理している時は放置するため、本などで重しをしておきます。
20分ほどたったくらいで、葉の色がまんべんなく茶色に変わる(全体に体重がかかるよう)裏返したり、位置を変えたり。
モミジガサとユキノシタは天ぷらに、ミズブキは湯がいてお浸しにしました。
水分がうまく拭ききれていないと、油が勢いよくはねてワー!キャー!と叫ぶ叫ぶ(笑)
天ぷらの液は表裏つけるのではなく、表だけさっとつけるのがポイントです。
液つけて、揚げてを交代しながら行いましたが、ご夫婦で参加されていたお二人のやりとりが、面白いのなんの。
「はやく揚げないとこげちゃうよ」と、どんどんフライパンに入れていくお父さんに
「いまフライパンいっぱいでしょ!ちょっとまってよ!」と一言。
お家でも、こんな風に調理しているのかなぁとほっこり。
きれいにお皿に盛り付けたら、みんなでいただきまーす!
一緒に行う作業があるからか、参加者同士の距離が近く
一人で参加しましたが楽しく過ごせました。
ご飯もとっても美味しくて、ガイドさんも気さくな方で沢山質問しちゃった!
自然の恵みに感謝しながら、それぞれの季節を思い切り楽しみたいな♪
池田町で開催している農村体験プログラムでは、
春夏秋冬さまざまな体験をご用意されています!
ぜひチェックしてみてくださいね~♪