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農村体験レポート!~おこもじ作り教室~

みなさまこんにちは、観光協会スタッフのよしだゆりなです。

とっても久しぶりにブログを書かせていただきます。

(約4ヶ月ぶりの更新ですね…(笑))

 

普段は「農村体験プログラム」の担当をしているのですが、

今回はその中でおこなわれたイベント「おこもじ作り教室」についてお届けします!

 

おこもじとは、池田町の方言で「お漬物」のこと。

池田町の「おこもじ屋」では、町内の畑で採れた野菜を使い、

保存料等を使わず昔ながらの製法でおこもじを生産・販売をしています。

 

今回のおこもじ作りでは、たくあんを作りました。

教えて下さるのは、「おこもじ屋」の石田さんです。

 

 

まずは、はさがけして干していた大根をおろす作業から始めます。

1人約20kgのたくあんを作るので、使用する大根もなかなかの量です…! 

 

ちびっこも一生懸命大根をかごに入れていきました。よいしょ~!
ちびっこも一生懸命大根をかごに入れていきました。よいしょ~!
このかごいっぱいの大根でやっと20kgくらいかな…とのこと。結構な量です。
このかごいっぱいの大根でやっと20kgくらいかな…とのこと。結構な量です。

 

大根をおろしたら、次は大根の葉と根元を切り落としていきます。

 

石田さんのレクチャーのもと、手際よく

葉と身を分けていきます。

 

この日は福井ケーブルテレビさんが取材にいらっしゃいました。カメラを前に緊張気味の石田さん。
この日は福井ケーブルテレビさんが取材にいらっしゃいました。カメラを前に緊張気味の石田さん。
大根を切る皆さんの表情が真剣そのもの…!
大根を切る皆さんの表情が真剣そのもの…!

 

大根を切ったあとは、たくあんのもとを混ぜ合わせます。

 

おこもじ屋のたくあんは、

・米ぬか

・塩

・きび砂糖

・唐辛子

・柿の皮

を使用します。

 

柿の皮を使うことで、たくあんの風味がつくそうです。

ご家庭で作ったりする場合、使うことはなかなかないのではないでしょうか?

 

これらを混ぜ合わせて漬物のもとを作ります。“柿の葉”と書いてありますが中身は柿の皮です。笑
これらを混ぜ合わせて漬物のもとを作ります。“柿の葉”と書いてありますが中身は柿の皮です。笑
「おいしくなあれ!」と愛情を込めながら混ぜていくことが美味しさの秘訣なのかも。
「おいしくなあれ!」と愛情を込めながら混ぜていくことが美味しさの秘訣なのかも。

 

たくあん作りもいよいよ大詰め。

 

切った大根を樽に隙間が無いように詰め、その上に

たくあんのもとをかけていく作業を繰り返していきます。

 

 

最後に、切り落とした大根の葉をかぶせて蓋を閉め、

その上に重石を乗せて、1ヶ月ほど寝かせてたくあんの完成を待ちます。

 

今回のおこもじ作り教室で作ったたくあんは、

出来上がった頃合いを見て、参加者の皆さんのもとに届けられます。

 

池田町の畑で採れた大根と、自然の物で作ったたくあんのもと、

それから「美味しくなあれ」と参加者の皆さんの願いがこもったたくあんは、

きっと美味しくなって皆さんの食卓に並ぶことでしょう。

 

 

今回のおこもじ作り教室では、たくあんの作り方を教えて下さるだけではなく

「実際に池田で作られた“おこもじ”の美味しさを味わってもらいたい」と、

おこもじ屋さんの提供で、実際に販売している商品を試食して頂くことに!

 

 

大根の醤油漬け、ゆず大根、白菜の塩麹漬け、山菜の粕漬けなど、

種類豊富なおこもじをお腹いっぱいになるまで味わった参加者の皆さん。

私も皆さんと一緒に頂いてきました!

(恐らく1番食べたのは私ではないだろうか…)

 

”漬け物”とひとことで言っても、漬け方、材料が全部違う分

どれも違った美味しさで、あっという間にご飯2杯完食していました。笑

 

参加者の皆さんにも「美味しい!」と言っていただいて、

出していただいたおこもじは全て完食!

 

お腹も心も満足する体験イベントとなりました!

 

農村体験プログラムでは、毎年冬に

「おこもじ作り教室」などの、寒くなった時期ならではの

イベントを開催しております。

 

問い合わせ、お申し込みは農村体験プログラムホームページにて

受け付けておりますので、是非チェックしてみてくださいね!

 

また、今回たくあん作りを教えて下さった「おこもじ屋」が製造しているおこもじは

まちの駅 こってコテいけだ

こっぽい屋

福福館(一部商品のみ)

 

上記店舗にて販売しております。

 

池田の野菜と無添加・保存料不使用の美味しいおこもじを

是非一度味わってみてください!