みなさんこんにちは。
観光協会スタッフのよしだゆりなです。
今回は、池田町農業公社さんにお邪魔して、
つんぼり作りの体験をしてきましたので、その様子をお届けいたします!
つんぼりとは、冬野菜の伝統的な保存方法のことで、
大根やにんじんなどを積み上げ、その上に藁をかぶせて雪の下で数ヶ月保存します。
雪下で保存した野菜は甘みが増し、独特の青臭さが軽減するんだそうです。
現在は各家庭で作ってる風景はあまり見られなくなってきましたが、
「“つんぼり”という文化を残していきたい」という思いから
農業公社さんの畑では毎年つんぼりを作っています。
まずは大根を収穫!
畑いっぱいにできた大根を、何百本も手で引き抜いていきます。
収穫作業はなかなか大変、腰が痛くなりそう!と思ったのですが
土の中から引き抜いた大根と対面した時の感動は
力がいる作業の大変さを吹き飛ばすくらいでした!
大根の準備が出来たら、畑に敷いた藁の上に大根を積んでいきます。
1つのつんぼりの中に、約200本の大根を積んでいくそうです!
そして最後に、積んだ大根の上に藁をかけていきます。
藁をかけることで、雪の下でも保存が出来るようになります。
(現代でいう冷蔵庫のような状態になるんだとか…!)
藁を隙間なくかぶせ、雨が入ってこないようにてっぺんをビニールで覆い、
藁が飛ばないように縄などで固定したらつんぼりの完成!
今年は2日間かけて、約20個のつんぼりを作りました。
今回作ったつんぼりの野菜は、2月ごろに
取り出すイベント「畑は直売所~雪下野菜の収穫体験~」を予定しております!
日程が確定しましたら、随時観光協会ホームページ「いい池田.jp」に
アップしていきますので、是非ご確認下さい!