寝る前に、寝っころがりながら人差し指でスマホの画面をいじる時間。
至極の怠惰タイムです。
怠けた顔で、いつも通りインスタのストーリーをぽんぽん押していく。
友達の日常が流れていく。
美味しそうなお肉の写真、夜景の写真、野球場で応援する姿、海外の街並み、マムシの身、、、え?待って?
マムシ食べてる人いる!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
そう、そこらへんのマムシを捕まえて
素揚げにして食べている友達がいました。
何を隠そう、その友達こそ
私(まりこ)と同じくこの3月末に、東京から池田町に移住してきた若者
清野慎太郎(せいのしんたろう)である!!!!
清野さんにマムシを食う術を教わろうという魂胆なのである。
今回は、清野さん紹介(前編)とマムシを食う術(後編)の2部でお送りします♡
本 記 事 は 、グ ロ 注 意 で す(後半)
グロ苦手な方、蛇苦手な方、無意識なスクロールに注意!笑
後半ややグロめです、前半はぜひ読んでいってください笑
前編に入る前に。
余談ですが、清野さん紹介(前編)を若者移住者の語り
としても位置付けたいと思ってます。
初めていけだごみの記事を書いた時に綴ったこと。
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いま若者の地方移住が社会現象化しているといわれています。
若者の地方移住に関するイメージや、言説が増えてきているとも言えるでしょう。
そんな若者の地方移住をミクロでみてみる。
ミクロでみて考えてると、何が浮かび上がってくるのか。
そしてそのミクロ(個々人の移住に関するあれこれ)が集積した時に、立ち上がってくる「若者の地方移住」とは何なのか。
そんな試みの出発点として、この記事を位置付けてみたいのです。
なので、この記事をvol.1として、池田町に移住してきた若者たちの続編をだしていけたらいいなぁって妄想してます。
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そう、今回は「そんな試み」のvol.2にもなっとる、というわけです!
20年間東京に住んでいた若者が、なぜ池田町に移住したのか?
清野さんのライフヒストリーを、ほんの少し一緒に聴いてみませう。
趣味と仕事と憧れと〜清野さん紹介(前編)〜
川上:池田に来た理由を教えてください〜!(*川上=まりこ。見やすくするため苗字で書いてます)
清野:釣りがしたいからです!笑 福井県は釣りするのに立地がいい。
あと、学校おわるにあたって就職しなきゃな〜って時に、学校に池田のTPAの求人が来て、それでですね。
川上:TPAの仕事もあるし、趣味の釣りの立地もいいしっていうことか。
清野:はい、ゆくゆくは自分がしたい仕事にTPAが絡んでたからっていうのもありますね。
川上:ゆくゆくしたいっていうのは?
清野:フィッシングガイドですね〜。ガイド業のために、TPAで自然のこととか接客のこととか絡めて。
川上:求人が来たっていう学校について教えてもらっていいですか?
清野:東京環境工科専門学校ってとこです。自然のいろいろ学んでました。
川上:清野さんの専門は?
清野:水生生物の調査とか。
川上:でも全般的にいろいろ知ってるよね!?笑 高校卒業する時点で生物への関心が高かったってこと?
清野:小中くらいは、魚博士ってあだ名つくくらい。地元のあだ名は、さかなくん二世笑
小さい頃から、生き物が好きでよく調べたりしてます。
川上:なんでだろうか??
清野:親が釣り好きで、家の前に小さい川があって。そこでよく魚とってたりしたことの影響がありますね。
川上:自然の専門学校に行こうと思った理由はあるの?
清野:高校卒業してもう少し学生でいたいな〜と思って。たまたまパンフレット見つけて面白そうだな〜と思って、
調べたら田舎への就職率がよくて。小さい頃から田舎に住みたいっていうのはあったから、いいかなって。
川上:田舎に住みたいって小さい頃から思ってたのは、なんで?
清野:祖父母が住んでたのが新潟のここに負けない田舎で、めっちゃ好きで小さい頃からそういう所に住みたいと思ってました。
川上:実際池田に住んでみてどうですか?
清野:楽しいですね、なんの不満もない。
川上:なんで?
清野:別にゲンキーあるし、ゆーてコンビニも車で15分くらいだし、釣りもできるし、仕事も楽しいし!
大好きな釣りができる、興味のある仕事もある、田舎住みも叶えることができる。
大きくこの3点が、清野さんを池田に引き連れてきた理由なのかなと思います。
親や住環境の影響、田舎への就職率が高い学校への進学、来てくれそうな人がいる場所に送られる求人...
インフォーマル(日常生活、家庭など)からフォーマル(公的場所、学校など)へのライフコースの移行がみられて、
要所要所で人生のポイントになってるのが面白いですね。
「なんの不満もない」に対する理由の返答の、1番最初に「ゲンキー」が出てきたのも考察を深めたいところですね。
(今回はそれがメインじゃないのでしませんが笑)
【グロ注意!】味は、魚と鶏肉をまぜたような、淡白な。(後編)
川上:ストーリーで、マムシあげてたよね!?まず、マムシを食べれるっていうことが驚きだったんだけど、それは知ってたの?
清野:全然知ってましたね。生き物好きだから、youtubeとかでよく調べてて。
日本の(生物の)食える、食えないは、大体わかりますね。
川上:まじで!?!?すっごーーーー!!蛇でいうと何が食べれる?
清野:蛇全般食えますよ。ヤマカガシは首に毒腺があって、それより下を切ったら全然食えます。
川上:へえ、自分で蛇とって食うのは初めて?
清野:2回目ですね、1回目はシマヘビ食べました。
川上:工程を教えてもらっていいですか?まず見つけるよね
清野:見つけます、捕まえます、で、しめます。頭つぶすなり...
川上:ちょっと待って!笑 まず捕まえるのは、どうやって?
蛇によっては触っちゃダメな部分とかあるんじゃ?
清野:マムシは、まぁ、噛まれなきゃ大丈夫。でもちょっと緊張しますね笑
川上:そうだよね笑 噛まれないように捕まえて....次にしめるのは?どうやった?
清野:車の中にあった傘で頭をつぶしました。絶命します。
川上:え死んじゃうの!
清野:はい、そこで死にます。でもまだうにょうにょ動きます。
神経がまだ生きてるからだと思います。
川上:へえおもしろー!
清野:爬虫類って面白くて、首落としても、一日まではいかないけど、
結構心臓動いてたり。生命力強いっすねえ。
川上:まじか...!傘で叩いた後どうしますか?
清野:調理っすね、包丁で頭おとして。で、簡単に皮はがれます。
川上:え!?そうなの!?
清野:最初に切り込みちょっといれると、あとは綺麗に剥がれます。
川上:皮をとったら、どうなるの....??
清野:身がうにょうにょしますね。
インスタにあげるか迷ったけど、彼女に怒られました笑
川上:爆笑、私は見れてよかったけど...人によってはたしかに。
その身を食べやすいサイズに切る?
清野:それで、塩胡椒と片栗粉で揚げると。
マムシは初めてなので素材の味を楽しめるように。
川上:初マムシの味はどうでしたか?
清野:おいしいです。骨がかたくて気になりますけど。
味は、魚と鶏肉をまぜたような、淡白な。
川上:くさみとかないの?
清野:全くないですね。
川上:ちなみに、一回目のシマヘビと比べると?
清野:その時は、味付けせず丸焼きしたのでそんなうまくなかったっすね....
川上:じゃあ比較対象にはならなんな笑
清野:どの蛇が一番おいしいか調べようと思います。
川上:てことは、池田でいうとシマヘビ、マムシ、アオダイショウ、ヤマカガシ...?
清野:ジムグリ。でもジムグリは希少価値高いので食うかわからないですけど。
川上:蛇皮はどうしようとしてるんだっけ?
清野:今みょうばんにつけて、なめし中です。まだ何に使うか決めてないです。
川上:できたら教えてください笑 なんかふつーに稼げそうだね笑
食の文化祭(11月の大イベント)で出したら!?蛇の店。蛇に限らないんだろうけど。
清野:マルシェ(週末限定、こってコテ前の出店)に出そうかな笑 でも数ないですけど笑
川上:1日3食限定とか?笑 めっちゃいいじゃん!
ちなみに大体食べれるの知ってるってことでしたけど、今度これやりたいとかありますか?
清野:特定外来のアライグマかヌートリアとか。池田だったらアライグマ、スッポンかな。
川上:私もとりたい〜。今度なんかとれたら呼んで〜。
清野:池田町のスッポンとりたいっすね、スッポン鍋しましょう。
マムシを見たら逃げる一択の私でしたが、食うという対処の仕方もあるのか...
と、大変新鮮な気持ちでございました!やろうと思った方は、ほんと噛まれないように要注意です!笑
次回は、『スッポンを食う術』でしょうか?
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました:)
まりこ
(本名 川上真理子)
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大都市で24年間をTO DO(したいこと)ファーストで
生きてきて、大学3年の時に自分の在り方の大切さ
に気づく。
ご縁がありたまたま出会った池田町での
素朴で等身大な人や自然に惹き付けられ
大学院卒業後、新卒無職で池田に移住。居候ちう。
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現在の活動はこちら👇
●池田町見習い人(めざせ何でも屋)
●一般社団法人の立ち上げ手伝い
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好きな食べ物)ちんころいも※池田町限定
現在、畑仕事や古民家改修により筋肉強化中。