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冬支度

ミルクティーを両手で包みながら、

ブログ作成ページと霜焼けの治し方のページを行ったり来たりしてます。まりこです。

霜焼けってどうやって治すんでしょうか?対処法を緊急募集中です。笑

 

今日は!!!ついに!!!!!!!

池田町初雪です!!!!!!!!

 

初雪の写真

 

 

ついに、ついに迎えた池田の冬。

移住した春からずっと「雪がやばいぞ」と聞き続けてた冬。

「こっちの暮らしはどうですか?」と聞かれて「私まだ冬を経験してないです」と返したら、「ああ・・・・。」と言わせる冬。

 

そんな冬が!!!ついに来た!!!

噂に聞いてた(聞きまくってた)あいつが来た!!!!

そんな気持ちの今日です。

 

 

池田町に来る前は千葉県にいたのですが

雪は、もちろん、降りません。

ほんとに1回も降らない年もあるし、降って3cm積もる(数日後にはなくなる)年もある。

みたいな生活でした。

 

豪雪地暮らしが初めてで、怖楽しみなのであります。

そして、冬支度のある生活も初めてでした。

さてさて池田暮らし1年目の冬支度。こんなことがありました。

心の冬支度

1番早くから、1番時間をかけて行われた冬支度。

それが、心の冬支度です。笑

 

移住してすぐの頃から

「冬を知ってて来たのか?」

「池田の冬は雪がすごいぞ〜」

「寒いし、雪かきは毎日だぞ」

と、ずーーーーーーーっと言われてきました。

ここの暮らしは冬を中心に回っているのかと思うほど、冬の話を春夏秋に聞きました。

 

池田町で出会ったほぼ全ての方が、何度も警告してくれる。

これはとにかくやばいのだろうな。という心の覚悟が11ヶ月かけて決まってきます笑

おかげさまで、冬を迎える心の準備はできました。

 

が、しかし!いくら心の準備ができてようと、

心も身体も、実際の冬にどれだけ耐えうるかということは別問題かも、

ということにうっすら気づき始めた初雪の夜であるのであった...。

 

 

冬支度の代表、雪囲い

雪囲いの土台の写真
古民家に残ってた雪囲い材を使って、雪囲いづくり中

池田町の冬支度と言えば・・・こちら。

 

こっち来てすぐの頃(3月末)に初めて見ました。

なんで家を囲う必要があるのかさえ、よくわかりませんでした。

雪の重さで窓とかが割れないようにする役割があるのですね!

(絶対それだけじゃないけど、それしか知らない笑)

 

あと、10月頃から町内の庭木にも雪囲いがされ始めていて

庭木にもするものなのか!!とびっくりしました。

 

 

 

結構時間も体力もお金もかかることで(特に初回)

地方豪雪地のリアルやな〜と思いつつ、ここ最近毎日つくってます。

「暮らし」だな〜〜と思える実感があって好きです。

 

作り方にも色々あるそうで、研究したら面白そうです。

 

薪づくり

薪の山
薪の山

薪ストーブのおうち限定でしょうか??

薪づくりです。

 

普通は丸太を斧とかで割るんでしょうが

私のところは、古民家改修をした時に出た廃材を薪にしたので

ひたすらチェーンソーで切る!という作業でした。

 

何回切ったことでしょう・・・

 

初めて薪ストーブに入れた時は

「このためにやってきたのだー!!!!」

と、ほろろ涙しました。笑

 

 

町内のいろんなおうちの薪ラックを見るのも趣味になってます。

日光補充

冬を迎えるにあたって、ほんとに様々なアドバイスいただきました。

「車は四駆がいいよ」

「冬用の手袋と長靴買いな」

「雪はほんとに覚悟しといて」

「電気マットあるといいよ」

そして・・・

「晴れてる日はしっかり太陽を浴びるといいよ!」

衝撃的なひとこと!笑

 

ずっと雨や雪で日照時間が少ないために、

じわじわとダメージを食らうから

晴れた日があれば、存分に日光を補充せよとのこと。

 

たしかに、12月に入ってから雨続きで

たまに来る晴れの日がとんでもなく嬉しいのも事実。

 

これは冬支度であり、冬を生き延びる方法、ですかね。

自然における冬支度

冬支度をしているのは、人間に限ったことではありません。

11月上旬〜中旬の池田町の山
12月の池田町の山、部子山に雪が積もる

左は、11月上旬の池田町の山。

右は、12月上旬の山。部子山が雪をかぶってます。

11月は美しく紅葉していたのが、11月末〜12月上旬には、すっかり落ちて茶色っぽくなります。

木々も冬を越す準備をしているのが一目瞭然。

 

カメムシが3匹並んでる姿

生き物たちも冬支度をします。

 

私が発見したのは、カメムシの冬支度。

お茶碗の箱を開けたら、ぬくぬくしてたカメムシを発見。

向きまで揃えて仲良し。

 

カメムシは、集団で越冬することがあるそうで

暖かそうな隙間を好むそうです。

 

 

きっと他にもいろんな生き物の冬支度があるんだろうな〜!

 

 

冬支度は来年度支度

早ければ4月から、遅いものは12月から、冬支度をしてきたのですが。

 

10月、11月、12月と、どんどん迫ってくる冬を感じながら浮かんだのは・・・

これまでの後悔たちでした。笑

 

「あ、〇〇さんに野草のこと教えてもらうんだった」

森と川の遊歩道(川沿いの遊歩道)を全部歩いてみたかったのにー!」

「柿の葉茶つくり損ねた・・・」

「冠山登り忘れた・・・」

などなどなどなど。

 

千葉にいた頃(これまで)は、冬にできなくなること、がほぼ存在しない生活を送っていたので

冬を目前にして、今年できなかったこと・やらなかったことの後悔が押し寄せるのも初体験で新鮮でした。

 

不可逆な季節の後悔たち。

しかし、再び巡ってくるのも、また季節。

池田町2年目になる来年度にやろうと思うことも増えまして。

冬支度は、来年度支度でもあるなぁと、思ったのであります。

 

 

 

 

今回、冬支度を書こうと思ったのも、東京で働く友人がこんな共有をしてくれたからでありまして。

友人は、梨木香歩さんの冬支度に関する文を読んでこんなことを思ったそうな。

 

「都会民としての自分は冬支度というと衣替え程度しかしていないので心が寒さに備えられずにいる気がする。薪づくりとか柿を干すとか、まさにまりこがやっている諸々っていうのは、物理的な冬支度のみならず心身の冬支度でもあるのではないかという問いがある。」

と!

 

これを聞いて、あ、冬支度ってそれだけで1つのテーマになり得るのか、と気づかされました。

冬支度って何なのかと言えば、

友人が言うように、心身の冬支度でありつつ、来年度支度でもあった。

と、暫定的な答えを出しておこうと思います。池田暮らし1年生。

 

 

 


まりこ

(本名 川上真理子)

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大都市で24年間をTO DO(したいこと)ファーストで

生きてきて、大学3年の時に自分の在り方の大切さ

に気づく。

 

たまたまご縁があって出会った池田町での

素朴で等身大な人や自然に惹き付けられ

大学院卒業後、新卒無職で池田に移住。居候ちう。

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現在の活動はこちら👇

 

●池田町見習い人(めざせ何でも屋)

●一般社団法人の立ち上げ手伝い

 

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好きな食べ物)ちんころいも※池田町限定
現在、畑仕事や古民家改修により筋肉強化中。