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zaccabar ののありかオープン!どんなところ?

2023年5月27日、池田町に「zaccabar ののありか」がオープン。

町の中心部である寺島(てらじま)集落にあり、シックな外観は運転中も目にとまります。

 

昼間は、古物や着物リメイクを中心とした雑貨屋さんとして営業。夜は、池田町で唯一の呑み屋さんです。

 

ののありかってどんなお店なの?どんな人がやってるの?

ののありかの店主さんと、のらりくらりおしゃべりしてきました。

(書き手・聞き手=川上と記してます)

 

ののありか誕生秘話。気負わずやってこ。

ののありか店内バーカウンターの写真
行くといつも賑わっている

ーーなんでののありかを始めたんですか?

 

店主:池田町に呑む場所が欲しかったから。

 

 

単純だー!!!これほどわかりやすい答えがあるだろうか。

 

池田生まれ池田育ちの店主さんは、むかし池田町に呑み屋が何軒もあったと言います。

しかし全て店じまいをされて、池田町から呑み屋が消えて5年くらい経つそう。

自分自身が呑みたいという欲求を叶えるために。さらに、呑み屋にビジネスチャンスを読み取っていた店主さん。

 

店主:いま池田町はダムとかトンネルの工事現場が増えてる。誰か呑み屋やればいいのに〜って思ってた。

 

 

工事現場で働く人が呑める場所を。そして、店主自身のような池田で暮らす呑みたい人が来れる場に。

 

 

ーー雑貨屋さんの方はどうなのでしょう?

 

店主:自分の好きなものに囲まれたいって。ただのみんなある願望です笑 ノリで始めたの。

 

川上:ノリで始められるのがすごい笑 池田の飲み屋の未来を背負ってますね。

 

店主:いや〜補助金とれなかったら、やらなかったし。借金返したらやめちゃうかも!

 

 

ののありかを始めた理由を聞いていたら、まさかの小商いのエッセンスが滲み出しました。気負わなくていい。

私が、確かにそれくらいの心構えの方がやりやすい〜と言うと、店主は「私飽きっぽいし」とあっけらかんに答えます。

 

 

 

 

ののありかの古物哲学。簡単を選ばない。

 

ーーののありかの一押しはなんですか?

 

店主:やっぱり、生ビール。池田町で唯一生ビールが飲めるところです!

 

ーー雑貨の方は何が一押しですか?

 

店主:着物リメイク。

 

ののありかの雑貨には、古物の食器、グリーン、草履、すすきの箒、着物リメイクなど様々なものが集まっています。

その中でも、着物リメイクが一押しの理由は何なのでしょうか。

 

 

着物リメイクの草履
着物リメイクの草履。かっわいい...

店主:着物って伝統と歴史あるものだけど、全然身近じゃないやん。だから身近に取り入れられるように、小物とかお洋服とかにして手元にあるような存在にしたくて。

 

川上:それは着物が好きだから?

 

店主:好きだから。帯とか、すごく凝ったものなのに、タンスの肥やしになってて。そういうのをちゃんと表に出してあげたくて。

 

川上:ののありかが着物リメイクやってくれてるから、着物あげるよみたいな人も多かったんじゃないですか?

 

店主:そうそう!行き場を失ってた着物たくさん頂いた。

 

ののありかでは、使われなくなった着物を随時募集中です。(笑)

手間のかかる着物リメイク。店主さんは、その手間を味わっています。

 

店主:捨てられそうなものも、ちゃんとメンテしたら蘇る。人が使わなくなったものをなんとかするのが好き。

 

川上:たしかに、埃かぶって魅力的に思えない古物が、わかちゃん(店主さん)の手にかかると本当に魅力的に見えるからすごい。

 

店主:お店にあるものは、大体使われなくなったもの。新しいものもリサイクルガラスのものもあるけど。

 

川上:!!

 

店主:「これって、ここに使えばいい感じやん!」って考えるのが好き。新しいものを買うのは簡単だけど。お客さんが家に持って帰って、どうやって使おうかなって考えて、古くて使われなくなったものの居場所ができるっていうのはすごい良いことだなって。

 

 

「新しいものを買うのは簡単」。だけど、あえて古物を創意工夫によって活かす。

雑貨の多くは、店主さんの手によって変身したものばかり。

ののありかに行けば、自分の手元にある捨てたくて困っているものの活かし方のヒントが得られるかもしれません。

 

 

 

今後の、ののありか。

今後は、幅広いテーマのワークショップや雑貨づくり体験をやっていきたいそう。

そして「ののプロジェクト」も進めていきたいと言います

 

ののプロの網ほうずき
ののプロの網ほうずき

ーー「ののプロジェクト」って何ですか?

 

店主:池田の自然のものを使って、商品にして、なんらかの形で自然に還したいなと。

 

川上:なるほど。自然のものを取って、その後加工があるじゃないですか。それはどうやって学んだんですか?

 

店主:そんなんちっちゃい時からの感覚やわ、この草花ならドライに向くなとか。

 

川上:ええええ!全然わからないその感覚・・・。

 

店主:お薬屋さんごっことかさ、お花屋さんごっことかさ、そういうのだと思う。

 

 

きっと池田生まれ池田育ちだからこそ、持ち得ている感覚。

ののありかプロジェクトの商品には、子どもの頃から身体に叩き込まれた池田の自然で遊ぶ感覚が、ぎゅっと詰まっていると思いました。

 

 

そんな雑貨たちに会いに。

夜は、社交性がずば抜けて高い店主さんと呑んでおしゃべりしに。

ぜひ、ののありかへ足を運んでみてくださいね!


ののありかの営業日の写真

zaccabar ののありか

 

池田町寺島15-6-3

駐車場有り(10台程度)

 

 

営業時間

zacca:13:00-17:00

bar:18:00-22:00(木,日,月)、18:00-23:00(金,土)

 定休日:火曜、水曜

 

 

*最新情報はインスタグラム(nono.arica)をご確認下さい。


まりこ

(本名 川上真理子)

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大都市で24年間をTO DO(したいこと)ファーストで

生きてきて、大学3年の時に自分の在り方の大切さ

に気づく。

 

ご縁がありたまたま出会った池田町での

素朴で等身大な人や自然に惹き付けられ

大学院卒業後、新卒無職で池田に移住。居候ちう。

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現在の活動はこちら👇

 

●池田町見習い人(めざせ何でも屋)

●一般社団法人の立ち上げ手伝い

 

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好きな食べ物)ちんころいも※池田町限定
現在、畑仕事や古民家改修により筋肉強化中。