8時にかけたアラームは遠に過ぎて、10時ごろむっくりと起きました水曜日。
ヒートテックの上下を着て、もこもこ寝巻きで布団にくるまって寝たのですが
朝起きるとじっとり汗。
こんな時に「ああ、もうさすがに春か」と思います。
今年の冬は暖冬で、驚くほどに雪が降りませんでしたね。
でも、なかなか冬が終わりません。
池田町の雪が全部溶けたと思ったら、雪が降り、またうっすら雪風景に。
それを繰り返した気がします。私はこれを、冬と春の大ブランコと呼んでいます。
だけど、季節仕事も入れ替わってきたなと、思うのです。
だから、冬の大根仕事にさようならを言い、春の山菜仕事にこんにちはを、しようと。
今年の冬は、まちがいなく、人生で1番大根と戯れた冬でした。
大根を触らなかった日はないと言っても過言でないくらい、大根と遊びました。
おかげで、大根のことを少し知ることができました。
・どういう保存条件が1番いいのかわからないままですが、ひっこぬいた大根を家で放置してるとぶにぶにになってしまうこと。
(ひっこぬいた大根の保存方法教えてください!)
・腐ってもそんなに臭くないこと。
・大根ってほんとうに水分でできてること。きゅうりみたいだ。
・ひっこぬいた子を放置すると、すがはいってしまうこと。
(中にできる空洞のことを、「す」と呼ぶことも初めて知りました。どうやって書くんだろう?)
大根を一本も買っていないのに、こんなに毎日大根仕事ができたのは
池田の人のたくましさと、愛と、自然のめぐみゆえ。
特に、カレーのお供、福神漬けは研究を重ねました!
自分にとって1番おいしい福神漬けのレシピを発見したので、共有させてください〜〜!
【材料】
大根600g(結構多いので、半分量でもよい)
砂糖大7
醤油大7
お酢大1.5
昆布少し(5cm×2cmくらい、刻むとよし)
生姜20g(すりおろしがいい)
塩5gとちょっと
【作り方】
①だいこんを 「福神漬けだな〜」と思う大きさに切り、塩をふって水を出す。30分くらい放置。
②水を絞る。絞った大根はジップロックなどに入れておく。*この時、よく絞ることがポイント!タレにつけ込んだ後に水が出ると薄まってしまう。
③砂糖、醤油、酢を鍋に入れて、煮立たせる(砂糖を溶かす目的)。少し置いて熱をとる。
④③と昆布と生姜を、ジップロックに入れて、大根と揉む。完成!
放置すればするほど染み込んで美味しい。
人生初めて福神漬けを作りましたが、身近な調味料でできることを知ってびっくり!
あまりの感動で、食べた時は「ふ、ふ、福神漬けだー!!!」と叫びました。
はじめてそんなこと叫びました。
料理は、既知を再発見するプロセスでもあると思います。
さようならと言いながら、実はまだ終わっていない大根仕事・・・。
しかしながら、季節は進みます。先へ先へと、進みます。振り落とされないようにするのが、精一杯。
春を知らせるふきのとう。
池田でぽつぽつと、お見かけします。
早速、ふきのとう味噌をしました。
ところで池田の人は、一年中ふきのとうみそを使ってる印象があります。
多分、春にたくさんこしらえて、冷凍しておくのでしょう。
まだ山に入ってないけれど、これから山菜シーズンです。
こごみ、たらのめ、ぜんまい、わらび、ウコギ、たけのこ・・・
今年の山菜は、どんなことを教えてくれるでしょうか。
また季節がめぐってきたことを、ありがたく思います。
まりこ
(本名 川上真理子)
................................................................................
大都市で24年間をTO DO(したいこと)ファーストで
生きてきて、大学3年の時に自分の在り方の大切さ
に気づく。
ご縁がありたまたま出会った池田町での
素朴で等身大な人や自然に惹き付けられ
大学院卒業後、新卒無職で池田に移住。
................................................................................
現在の活動はこちら👇
●池田町見習い人(めざせ何でも屋)
●ライター
●池田町のシェアハウス「川のいえ」
................................................................................
好きな食べ物)ちんころいも※池田町限定
現在、畑仕事や古民家改修により筋肉強化中。